パニック障害体験記

パニック障害で苦しんでいる人への助けになれるような記事を書きたいです!

パニック障害と向き合うへ~私の闘病記~

 近年、アイドル等の芸能人がメディア公表する事で世間にパニック障害というものが認知されてきています。現代のストレス社会において、パニック障害を発症している人は、症状の重さにもよりますが、100人に2人~3人と言われているそうです。
僕もパニック障害を発症して2年になりますが、最初は今まで当たり前に出来ていたことが出来い苦しみに絶望しておりました。ですが現在は、完治までには至ってませんが、仕事も復帰して出張もこなせるようになりました。
これは今、パニック障害に苦しんでいる人や、身近にパニック障害の人がいるけどどう接したらいいか分からない人の為に僕の体験してきた事を記事に綴る事で活力になれれば良いと思っています。

発症は居酒屋で突然に・・・
 その日は仕事の繁忙期も終わり、久しぶりの休みで友人と飲みに行っているときでした。
 お酒を飲んでいるわけではなかったのですが、突然心臓がバクバクしだして友人に気分が悪いから外に出てると言ってすぐ店の外に出ました。そこで外の空気を吸っていたのですが、動悸も激しくなり、眩暈と手足がしびれ動くことができなくなり、近くの通行人に救急車を呼んでもらいました。

 その後総合病院で血液検査と心電図を検査したところ過呼吸と言われ特に薬等の処方もなくすぐ自宅に帰されました。
しかし、その翌日も発作が1日に何回も続き、母親に連絡して病院を何件か診察してもらった所、心療内科で「パニック障害」と診断されました。

原因は過労による疲れ・ストレス・睡眠不足
 心療内科でお医者さんに最近の出来事で心当たりはないかと聞かれ、仕事が繁忙期で毎日残業続きで休みもほとんどなかった事を伝えた所、それが原因だと言われました。
 頭では疲れていると感じていなくても実は疲れやストレスが抜けていない状態が続くと爆発してこういう症状がでるものらしいです。

今まで当たり前にできた事ができなくなった
 パニック障害を発症して一番精神的にきつかった事は、今まで何気なくできていたことが何もできなくなった事でした。1人で階段を上がって自分の家に辿りつけなくなった時にはさすがに絶望感を感じました。そんな状態から仕事復帰までどのような道のりを辿ったのか綴っていこうと思います。